広告代理店が農業? 新規事業は「ピッタリ」で選びました! #Page 3
こんにちは!
スマイディアノートの編集チームです。
早速ですがみなさん、「きくらげ」がどんなふうに生えているのか見たことはありますか?
これはスマイディアで育てた、ぷりぷり肉厚のきくらげです!
おがくずからできた菌床から、にょきにょき生えてきていますね。
「あれ、スマイディアって印刷とかの会社だよね。きくらげ?」と思った方もいるかもしれません。
実は私たち、2023年から「アグリ(農業)事業部」を立ち上げ、きくらげの栽培と販売を始めました。
今回は「なぜきくらげ?」という疑問にお答えするべく、新規事業を選んだ時のポイントをお話しします。
きくらげ栽培はスマイディアとの相性が良かった!
印刷や広告の仕事は、景気の変動に大きく左右されやすいものです。
そこで、リスクを分散するため、まったく異なる市場での新規事業立ち上げを検討。
長期的に続けられる事業を目指し、いくつかの選択肢を探る中で、ご縁があり「きくらげ栽培」に出会いました。
すると、スマイディアが求めている事業の形とピッタリ合うことがわかったのです!
ここがピッタリ① 社会に求められている食材!
健康や食の安全に関する意識は年々高まっているのではないでしょうか。
そこで、きくらげは美容にも健康にも効果があることから、需要があると考えました。
・低カロリーなのに食べ応えがある!
・食物繊維が豊富で腸内環境がすっきり整う!
・鉄分、カルシウム、ビタミンDで貧血の予防や骨の健康をサポート!
・ポリフェノールによる抗酸化作用で若々しい体をキープ!
・コラーゲンの生成を促し、内側からの美肌ケア!
このように、きくらげはたくさんの効果があるスーパーフードなんです。
ここがピッタリ② 空き施設の有効活用!
2019年に印刷工場を甲賀市水口ファクトリーに移転したスマイディア。
今まで工場のあった栗東本社には、ぽっかりと大きな空きスペースができてしまいました。
実はその工場がきくらげ栽培にぴったりだったんです!
印刷物は温度湿度の変化に弱いため、工場はそれらを一定に保つ構造になっています。
そして、実はきくらげも、温度や湿度に敏感な食材なんです!
最適な温度や湿度は違っていても、施設の構造がきくらげの栽培にはぴったりでした。
ここがピッタリ③ 定年後もスマイディアで働きたい人の活躍の場に!
当社には「定年後もスマイディアで働きたい!」という社員がいます。
しかし、体力面の問題で、定年前と全く同じ働き方は難しい部分も……。
そんな社員にもきくらげ栽培の仕事はぴったりでした。
きくらげ栽培では、重いものを持ったり、長時間拘束されたりすることがなく、体への負担が少ないのです。
入社から定年まで慣れ親しんだ職場で、また安心して働き続けることができます。
最後に
きくらげ栽培を始めたことで、「施設の有効活用」「再雇用人材の活躍」を実現することができました。
また、きくらげを販売したり、子ども食堂へ提供したりと、栽培だけでなく提供も始めています。新鮮で健康的な食材を提供することで、地域貢献にもつながるのではないかと考えています。
現在、きくらげの魅力をもっと多くの方に届けたい! とブランディング活動も始めました。そこで決定した名前「天下きくらげ」や、キャラクター「ぷり丸」についてはまた別の記事でお話しします。
ぜひご期待ください!
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