3分野のプロが考える! ロゴ作成のコツ #Page 4
こんにちは!
スマイディアノートの編集チームです。
あたたかい飲み物が恋しくなる時期ですね。
第2回のブログでもお伝えしましたが、2023年はスマイディアにとって大きなチャレンジの年でした。
社名変更、業務拡大、そして企業ロゴのリニューアル!
こちらがそのロゴです!
今回はロゴづくりの裏話を大公開。
そこには「デザイン」「印刷」「ブランディング」という、3分野のプロの活躍がありました。
どうやってつくるの? という疑問にお答えしちゃいます!
1、デザイナーが考える「フレキシブル(柔軟)なデザイン」
元になるデザインを提案したのは、当時入社4年目のデザイナー、Oさん。
こだわったのは2つの柔軟さ。
①会社の「柔軟さ」を表現するデザイン
「スマイディアのいいところは、新しいことにも積極的に挑戦するところや、社員があたたかいところ。そんな柔軟性をロゴで表現したいな〜!」という想いをもっていました。
そこで、紙のモチーフの中に、スマイディアの頭文字である「S」を表現!
「紙は切ったり組み立てたりすれば、どんな形もつくることができますよね。そんな柔軟さがスマイディアらしいと感じていたので、ゆらゆらと波打つ紙をモチーフにしました」
Oさんは、社員・会社の柔軟さや、紙の面白さが入社のきっかけだったことを教えてくれました。
②単体でも、何と合わせてもいい「柔軟な」デザイン
Oさんは「何にでも合うけど、単体でも魅力的なデザイン」を意識しました。
ロゴは名刺やサイトだけでなく、提案資料や販促物、制服などに、幅広く使われますよね。
かっこいいもの、可愛いもの、オシャレなもの……。
いろんなものと相性がいいデザインにしました!
2、印刷のプロが導き出した「黄色+もう1色」
色については、印刷グループのMさんの案が採用されました。
旧ロゴでは、黄色の背景に黒文字を使っていましたが、汎用性が高くないという課題が…。
そこで、コーポレートカラーの黄色は残しつつ、新しくもう1色を追加し、グラデーションに!
追加する色として、Mさんが導き出したのは……「オレンジ」!
ちょっと専門的な話になりますが、Mさんが選んだオレンジには二つの秘密が。
なんとこのオレンジ、印刷でも、ディスプレイでも、きれいな発色ができちゃうんです!
CMYKとRGBという二つのカラーの表現方法があるのですが、どちらでも美しく映ります。
「WEBとSNSの領域を強化したい」「これからも美しい印刷を続けていきたい」というふたつのヴィジョンを同時に表現しました。
二つ目の秘密は、特ににごりが少なく黄色とも相性がバツグン! ということ。
また、グラデーションにすることで、会社が時代に合わせて進化・変化していくようにとの意味もありました。
あたたかみや親しみ、新鮮さがあっていいですよね。
3、ブランディングのプロが選んだ「自社らしく新しいロゴ」
ブランディングチームでは、社員アンケートでの案や意見、社員投票をもとに
数案のロゴデザインとそのカラーバリエーションを作成。
検討した点は、大きく以下の四つでした。
・色のバリアフリーに配慮し、誰もが視認しやすいロゴであるか。
・意味が込められたロゴであるか。
・スマイディアの会社や人柄を表すロゴであるか。
・以前のロゴや他社のロゴと比べて、オリジナリティや新鮮さがあるか。
そして2案に絞ることができました。
仮の名刺デザインを作成したり、白黒のときの印象も確認したりします。
「あれもいいし、これもいい!」と悩みに悩んだブランディングチームでしたが、
社員投票で上位だった「Oさんのデザイン案」+「Mさんのカラー提案」
とした案が最終的に採用。
みんなの意見を取り入れた新しいロゴは
・Sumaiの「S」を表現
・旧ロゴの四角から動きのある形へ変化している=柔軟性と進化
・スマイディアの前身である印刷業(紙)をモチーフにしている
・オリジナリティがある
というものになりました!
最後に
皆さんの会社やサービスのロゴには、どんな想いが込められていますか?
ロゴ作成でなくともモノづくりの方法として、
・たくさんの人々のアイディアを取り入れてみる
・別々のアイディアを重ねて、ひとつのカタチにしてみる
こんなふうにすると、アイディア同士で化学変化が起こり、面白いモノができるかもしれませんね!
(筆者は社名・ロゴ変更のあとに入社したので、今回の取材ではこんなにこだわりがあったとは! と発見ができてとても楽しかったです!!)
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