2025年立体カレンダー 1・2月「狛犬(こまいぬ)」

スマイディアでは、2ヶ月に1回「立体カレンダー」を作成し、季節のご挨拶としてお客様にお届けしています。年ごとにテーマを決めて制作をしていますが、2025年のテーマは「空想上の生き物」に決定!今回は1〜2月のカレンダー、「狛犬(こまいぬ)」のこだわりポイントをご紹介します!

モチーフについて

「お正月から飾るカレンダーなので、縁起がいいものをモチーフにしよう!」ということで、魔除けや邪気払い、神前守護の役割がある狛犬をモチーフに選びました。日本中の神社に鎮座しており、初詣の際に見かけるので新年にもピッタリです。

さて、現在では左右に座る2匹をまとめて「狛犬」と呼びますが、実は「狛犬」とは片方だけのことを指しているのをご存知でしょうか?左側で口を閉じているのが「狛犬」で、右側で口を開けているのは「獅子(しし)」だそうです。

左右両方に獅子が座っていたり、狛犬だけに角が生えていたり、伏せたポーズだったりと、姿形は作られた時代や置かれている場所によってさまざまなのだとか。それにならって、このカレンダーも耳の角度を自由に変えられるようになっています。折り方で表情が変わり、自分だけの獅子・狛犬にできるのがデザイナーのこだわりです。

オリジナルイラスト

イラストは、スマイディアのイラストレーターが描いたオリジナル!狛犬の色は日本の伝統色を使っています。1月は、魔除けの意味があり、神社の建物にも使われている朱色、2月は、朱色と差があり神職(※)の方の袴に使われている浅葱(あさぎ)色でデザインしました。和の雰囲気を出すために、和紙のようなテクスチャを重ねているところもポイントです。

※神職:神道、神社において神にお仕えし、祭りの儀式や神社の管理などを行う人のこと

「紙」のこだわり

印刷のプロでもあるスマイディアは「紙」にもこだわっています。今回は、組み立てた時に安定する厚さで、少し温かみのある白さの紙を選びました。表面の凹凸で獅子・狛犬の毛並みを表現しつつ、手触りも楽しんでもらえるように工夫しています。

最後に

いかがでしたか?Instagramでは、このカレンダーのメイキング動画も公開中!ぜひご覧になってくださいね。

 

▼メイキング動画はこちら!

https://www.instagram.com/p/DEozuCRT9PB/?hl=ja

 

厄が遠退き素敵な一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

2023年入社
宍戸 えん