「ひとりのファンとして向き合ってくれた姿勢が何よりも嬉しかったんです。」

舞台演出とプロデュースの経験を活かし、世界観の提案や講演の演出などをする株式会社Yasunart(やすなーと)様。サイトのリニューアルを決められた理由や、スマイディアにご依頼いただいた経緯をお伺いしました。

Yasunart様の事業内容について教えてください

私は、「“感動”と“共育”で夢と活力溢れる社会を創造する」という経営理念のもと、滋賀県守山市を拠点に、ブランド演出、世界観のプロデュースなどを仕事にしています。そんな中、ビジネスの場において「演出」や「世界観」という言葉は馴染みがなく、それゆえに「演出」の必要性が届いていません。そんな目には見えない仕事内容について広く伝えたいと考え、サイトのリニューアルを決意しました。

スマイディアに依頼をしたきっかけは何ですか?

元々、「モリヤマシティバレエ」というバレエ教室を経営していたんです。新たにブランド演出の事業を立ち上げる際に、知人の紹介をきっかけに、個人のサイトをスマイさんに制作していただきました。それを、Yasunartとしてのサイトにリニューアルしようと思い、前のデザインが気に入っていたこともあり今回もお願いしました。

スマイディアと仕事をした感想を教えてください。

何よりも嬉しかったのは「ひとりのファンとして向き合ってくれた」ことです。私自身やYasunartの活動について、SNSや、過去に取り上げていただいた記事など、情報収集をした上で打ち合わせに参加してくださいました。さらに、「今回の打ち合わせではこのくらいだろう」という想定の、一歩先を行く提案をしていただけたのも印象的でしたね。私は、共同制作をする上で、表現したいことはしっかりと伝え、その上で提案を受け取るための“余白”を作るように心がけているんです。一方的にやりたいことを押し付けたり、丸投げをしたりするのではなく、しっかりと議論を重ねながら作り上げることができました。正に「共同制作」という言葉がぴったりだと思います。

 

 

クリックしてサイトをご覧いただけます。

 

今後の展望を教えてください。

滋賀県内のアーティストを応援するため、「アーティスト社員制度」というものを提案しています。スポーツの実業団のように、企業に所属し働きながらアーティスト活動をしていける制度です。私自身、個人で演出の仕事をしていて、コロナ渦に必要な書類を用意できずに困るということがありました。企業で働きたいけどアーティスト活動も続けたい人、人手不足の企業、どちらにもメリットがあると考えています。まだまだ課題はありますが、中高生などの若手アーティストが、キャリアを考えた時の一つの選択肢になればいいなと思います。

スマイディアに期待することはありますか?

一緒にSNSのプロデュースをしてみたいですね!演出の仕事は、舞台や講演会だけではありません。例えば、ホームページとSNSの雰囲気を合わせるのも、「その会社らしさ」という世界観を作り上げる「演出」なんです。「ブランディング」という言葉が一番近いかもしれません。私が世界観、スマイさんが運用方法や投稿画像のデザインを提案する、などどうでしょう?また共同制作ができれば嬉しいです。

 

株式会社 Yasunart様 ホームページ:https://www.m-yasuna.com/

2023年入社
宍戸 えん