【座談会】若手社員が取り組む社内報作成
スマイディアでは、年に3回「スマイりんぐ」という社内報を発行し、社員やそのご家族に届けています。編集は毎年入社1-2年目の社員が担当し、印刷物のお仕事の流れだけでなく社内のことを深く知る目的のある独自の研修プログラムで新入社員研修の一環です。
今年度1つ目の発行となる社内報26号の制作を終えた4人の若手社員に社内報作成のエピソードと、そのなかで感じた自身の成長をお話ししてもらいました。
座談会参加者プロフィール
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ガジュマルさん ディレクター/Webデザイナー(2023年入社)
ホームページのディレクションやSNS広告の制作・出稿を担当。観葉植物が大好きで、スマイディアの緑化と、工場裏にあるスマイファームの世話係も担当している。
たいちゃん デザイナー/イラストレーター(2023年入社)
企画制作グループ所属。デザイン業の他にも採用やSNS広報にも携わっている。イラストを描くことが得意で、誰かの想い・エピソードをイラストにして伝えることがやりがい。(81字)
宍戸えん デザイナー/ライター(2023年入社)
企画制作グループ所属。言葉や物語が好きで、徐々にキャッチコピーや文章の作成を任されるように。デザインの仕事をしつつ、コーポレートサイトの記事作成を担当している。
佐桃うい ライター/アシスタントディレクター(2024年入社)
ホームページ作成等のアシスタントを担当。入社前はライティング・編集・翻訳等を学んでおり、文芸誌の学生編集長を務めていた。スマイディアノートのライターでもある。
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Q、社内報作成をした感想は?
——1年目の佐桃さんは初めての社内報制作でしたが、どうでしたか?
佐桃:企画から印刷、発行まで全体像を知り、体験したことで、「お仕事をするってこういうことなんだ!」っていうのが、よくわかりました。取材などを通して、社員の人柄や社内のこともたくさん知ることができました。
ガジュマルさん:1年目の社員が「編集者やデザイナーはどう動くのか」というのを知ることや、あとは依頼してくれたお客様がされる原稿準備の工程も自分自身で経験するいう意味でも、一から社内報作成に携わる意味があるように思います。
——2年目だからこそ意識したことは?
たいちゃん:今回宍戸さんと一緒にデザインを担当しました。1年目のときは社内報の編集作業に時間を多くかけられたんですけど、2年目になってからありがたいことに他のお仕事をたくさん任せていただくようになり、何を優先して進めていくかが課題でした。
他にも、「誰に何を伝えたいか」とか、「なんでこうしたのか」をより考えるようになりました。1年目の時はなぜこうなの? って聞かれたときに答えられなかったけれど、今回は目的を意識しながらデザインを組めたと思います!
宍戸:私たち2年目社員の目標は、「去年よりもいいものをつくる」こと。昨年度の制作で感じた「もう少しこうしておけば」を振り返り、佐桃さんにもしっかり伝えるようにしました。あとは写真がうまくなりたいという目標があったので、先輩に教えていただき、それを意識しながら撮影しました。
ガジュマルさん:2年目社員は3人ともデザイナー職で入社したこともあって、デザイナー1人、ディレクター2人で1号ずつローテーションして役割分担をしていました。今年は佐桃さんと自分がディレクターとして動いて、去年よりもスケジュール管理をしっかりしようと自分の中で決めていたので、会議時間以外にも、進捗確認を行うことで日々スケジュールを意識できるようにしました。
Q、社内報の作成を通して感じたことは?
宍戸:先輩方に「いいものができたね」って言っていただけたことはもちろん、「これができるようになったね」とか、「前よりいいペースで作れてるよ!」みたいな、作業中の何気ないお声がけがすごく嬉しかったです。
たいちゃん:そうやね!私もそうでした。去年と違うのは、自分が得意なイラストを描いたことです。そうしたら社内で「このイラスト書いて!」とか、「似顔絵をチャットのアイコンに使っていい?」とか反響があって。自分にできることが1つずつ増えていったのも、社内報を通して感じた嬉しいことでしたね。
佐桃:私は自分にできることをしたくて、趣味でもある物語を書きたいなって。でも、どうしてそれを社内報に載せるんだろう。どうしたらいろんな人に読んでもらえるんだろうっていうのはすごく悩みました。普段、「普段は小説読まないけど、あれは面白かったよ」って言ってくださった方がいて、難しかったけどやってよかったなっていうのはすごい思っています。
ガジュマルさん:今回はディレクターとして「いかにお客様の想いを形にするか」という部分、今回でいうと佐桃さんがやりたいことをいかに紙面に表現できるのかというところが課題だったので、どんどん形になっていく様子を見ていてワクワクしました。
あとは「2年目なんだから」っていうプレッシャーがもちろんあって、無事に1つの形として収まったことや、 社員からも「いいね」って言葉をいただけたのがすごい嬉しかったです。
Q、今後の社内報作成でやってみたいことはありますか?
宍戸:あります! 雑誌みたいにQRコードを使って、社内報への感想とかメッセージを集めてみたいです。社員やご家族の方から、やって欲しい企画とかも募集したいです。
たいちゃん:web版社内報にはコメント欄があるから、それを使ってもらえる工夫ができたらいいですよね。
宍戸:コメント欄のいいところはみんなが見れることだよね。私たちが受け取って嬉しいだけじゃなくて、みんなが交流する場になってくれたらいいと思うけど、そこはやっぱ工夫がいるかなって思っています。
たいちゃん:過去の社内報でも感想の募集があったね。「ご家族にアンケートしてみました!」みたいな企画もやってみたいです。あとは企画に参加した人も読んだ人もほのぼのするようなあったかい企画もいいかも。みんなの思い出とかも聞きたいですね。
佐桃:いいですね!
ガジュマルさん:佐桃さんには26号で学んだことを27号で活かしてもらえたらと思うし、自分たちも、2年目だからできることがあると思います。それこそ今回話したみたいな「感想や企画を集める」とか。さらにいい社内報になるように、次号も頑張っていきましょう。