彦根城世界遺産登録推進協議会事務局 様

注目を集めた ある仕掛けとは?
唯一無二の「鳥の視点」で彦根城の認知拡大へ

世界遺産登録を⽬指す彦根城。その実現には市⺠や観光客をはじめ、多くの⼈に活動を知ってもらうことが⽋かせません。そこで、彦根城世界遺産登録推進協議会 様からは、活動の認知度向上を⽬的としたポスター・チラシの作成をご依頼いただきました。今までにないポスターにするため、私たちは「いつもと違う視点」で⾒る彦根城をテーマとしたデザインをご提案しました。

プロジェクトの背景・課題

1992年の世界遺産暫定リストへの「彦根城」掲載から約30年。彦根城を世界遺産に登録するために、市や県が⼀体となり活動を続けてきました。活動の甲斐あって、2024年10⽉、彦根城は「世界遺産登録の可能性がある」とユネスコから評価されました。これを受けて、世界遺産登録を⽬指す活動は次の段階へと⼤きく前進。次のステップは、⽇本国内で推薦を 得ることです。さらなる認知度向上と応援活動の活性化を⽬指し、新たなポスターやチラシを作成することになりました。

スマイディアの提案

「⿃の視点」で描く、唯⼀無⼆の彦根城

他の城のポスターとは違う唯⼀無⼆のポスターにするため、お客様がご希望された案の中から難易度の⾼い「⿃瞰図(ちょうかんず)」をテーマに選びデザイン。空を⾶ぶ⿃の視点から⾒下ろした彦根城の姿を、社員のイラストレーターが一から書き起こして作成しました。⿃瞰図の画⾓や浮世絵のようなタッチを表現するため、歴史的な屏⾵絵「洛中洛外図屏⾵(らくちゅうらくがいずびょうぶ)」を参考にしています。また、デザイナーが実際に現地へ赴き、城郭の雰囲気を⾒て、感じることで、より彦根城らしさが出るようブラッシュアップを重ねました。

出典:国⽴⽂化財機構所蔵品統合検索システム
https://colbase.nich.go.jp/collection_items/kyuhaku/A121?locale=ja)

 

遠くでも、近くでも楽しめるデザイン

⾦屏⾵をイメージした⾊合いで、華やかでインパクトのあるポスターに仕上げました。遠くから⾒た時に⽬を引くのはもちろん、近くで⾒ても楽しめる⼯夫をしています。ポスターをよく⾒ると、現代の観光客に加え、彦根城周辺で暮らす建造当時の⼈々が⾒えてきます。町でポスターを⾒かけた際には、どこでどんな⼈が何をしているのか、ぜひじっくり⾒てみてくださいね。

反響や成果

作成したポスターとチラシは、彦根城周辺をはじめ近隣の市町村でも掲⽰、配布されました。完成から1年以上経つ現在、チラシは何度も増刷され、観光客や地域の⽅など、多くの⼈の⼿に届いています。彦根城世界遺産登録推進協議会 様からは「世界遺産登録を⽬指す彦根城の価値をイラストで上⼿に表現されており、仕上がりにとても満⾜しています。配布先にもご好評いただきました。ポスター、チラシともに世界遺産登録に向けた周知、機運の盛り上げに役⽴っています。ありがとうございます。」とコメントいただきました。これからも、彦根城の世界遺産登録を願い、さらなるPR活動をされていく予定です。

彦根城世界遺産登録応援サイト:https://www.hikonejo-worldheritage.jp/

担当者コメント

これまでにもイラストを⽤いたデザインには多く携わってきましたが、⿃瞰図をイラストとして描き起こすのは今回が初めての経験。個⼈的には⼤きな挑戦でした。デザインを評価いただけたことを、⼤変嬉しく感じています。また、実際に彦根城を訪れる機会があり、歴史的な街並みにとても感動しました。滋賀県で働く中で、県で⼤切にされている国宝の広報活動に携われたことを光栄に思います。(デザイナー/イラストレーター おまつ)

スタッフ

デザイナー/イラストレーター
2021年入社
おまつ
営業
2016年入社
やまちゃん